NTTドコモが「井上尚弥選手&大橋ボクシングジム特別体験イベント」を開催 抽選で選ばれた小学生ら17組34人が参加
プロボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=のメインスポンサー、NTTドコモは28日、井上および大橋ジムの全面協力のもと、ドコモ未来フィールド「井上尚弥選手&大橋ボクシングジム特別体験イベント」を横浜市の大橋ジムで開催した。抽選で選ばれた小学生1人と保護者1人の17組34人が参加。井上は小学生にサンドバッグ打ちを指導するなどした。 手取り足取り小学生にパンチの打ち方を教え、「いいね!」などと声をかけた井上は「2回目のイベントでしたが、こういったイベントをきっかけにボクシングに興味を持つでもいいし、自分たちがやっていることに何か一つでも刺激になればいいと思う。この体験を大事に、また明日からやることにプラスになればいい」とイベントの感想を述べた。 井上と一緒に小学生に指導し、サンドバッグ打ちとミット打ちを披露して小学生らから歓声をもらったWBO世界バンタム級王者の武居由樹(28)=大橋=は「短い時間でしたが楽しくボクシングができてよかった。他の競技でも勉強でも頑張ってもらいたい」と振り返った。 イベントは午前10時40分から行われ、午前中はWBA世界スーパーライト級6位の平岡アンディ(28)、日本フェザー級王者の松本圭佑(25)、日本ライト級6位の今永虎雅(25)とトレーナー陣が小学生に基礎を指導。保護者向けに大橋ジムの大橋秀行会長(59)、元世界3階級制覇王者の八重樫東トレーナー(41)によるトークショーが開催された。午後からは井上と武居が合流し、大橋ジムのビルの2階の「横浜 金谷」で勝負飯体験として、リカバリー食で昼食を取った。その後に井上、武居らが小学生を指導。「質問タイム」は和やかな雰囲気で行われ、最後は参加者と笑顔でハイタッチした。 「ドコモ未来フィールド」は、子どもたちが夢や将来を考えるきっかけとなるような「ワクワクする体験」や「プロの世界に触れることのできる体験」を提供する取り組み。昨年6月に開始し、スポーツや音楽分野におけるさまざまな体験イベントを実施している。