「日本一早い」新酒の仕込み始まる、香美市松尾酒造。高知県産の早場米「フクヒカリ」を使用
高知さんさんテレビ
香美市の酒蔵で新米を使った「日本一早い」新酒の仕込みが始まりました。 通常、冬場に仕込まれる日本酒ですが・・・香美市の松尾酒造では早くも新酒の仕込みが始まりました。 7月末から8月にかけて収穫された高知県産の早場米「フクヒカリ」を使用していて「日本一早い仕込み」と言われています。20日はおよそ90キロの新米を釜で蒸しあげていました。 三木優花アナウンサー: 「仕込み前のお米が蒸しあがりました。新米の甘くおいしそうな香りが広がっています」 ただこの時期の仕込みは難しさもあります。 松尾酒造株式会社・松尾禎之代表取締役: 「毎年のことながら、この夏場に酒造りをやるっていうのは大変なことで、温度管理が一番重要なお酒なので、これぐらいの高温になるとちょっと心配してましたけど、19日、18日は雨でちょっと温度が下がったので少しほっとしています」 蒸しあがった新米に麹、酵母、室戸海洋深層水を加え混ぜていきます。新酒はサイダーで割るのもおすすめとのことです。 松尾酒造株式会社・松尾禎之代表取締役: 「ちょっとピリピリとした感じの爽やかさ、フレッシュさがありますのでそれを非常に楽しんでいただいたらいいと思います」 仕込みは23日まで行われます。9月10日以降、県内のスーパーや酒販店、東京のアンテナショップなどで販売されます。
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