鹿角市消防団の団員が所属する分団の運営費２５６万円を着服したとして懲戒免職処分となりました。 鹿角広域行政組合消防本部によりますと、男性団員は２０２１年から２３年までに分団の運営費の管理口座から金を引き出し、合わせて２５６万円を着服したということです。男性は１人で会計を担当し２年分の監査が行われていませんでした。今年に入って２３年分の監査の準備過程で発覚し、男性は「生活費などに使った」と着服を認めているということです。消防団は男性が全額返済し反省しているとして被害届を出さない方針です。鹿角市消防団は分団長会議を開いて運営費の管理状況を確認し、再発防止に向けた指導を徹底するとしています。