「最高の形になって良かった」板山祐太郎が中日で初HR 通算2本塁打はいずれも大瀬良大地から
◇プロ野球セ・リーグ 中日2-1広島(6日、バンテリンドーム) 中日は5番板山祐太郎選手が活躍。この試合は先頭打者で迎えた4回、広島・先発の大瀬良大地投手のストレートを振りきると、打球は右中間スタンドへ。今季初となるホームランで1点を追加。このリードを守り切り、中日が1点差で勝利し、首位広島に連勝となりました。 7月5日終了時点のセ・リーグ順位表 板山選手は去年のオフに阪神を戦力外となり、今季から中日に加入。育成契約からのスタートでしたが、5月5日に支配下に復帰。ここまで25試合に出場し、69打数22安打、打率.319と好成績を残してきました。 試合後板山選手は「先頭バッターだったので、なんとか塁に出て、早めに追加点がほしいという中で、最高の形になって良かったです。球場も広いので、まさかいくとは思わなかったですけど、皆さんの声援のおかげです」と喜びを語りました。 板山選手のホームランは、阪神時代の2018年以来6年ぶり。このプロ初ホームランを放った相手が、この日先発の大瀬良投手。プロでの通算2本のホームランはいずれも大瀬良投手となりました。 今季は試合前まで防御率0.80、35回1/3イニング連続無失点と絶好調な相手からの一発に「防御率も0点台で、なかなか点は取れないと思っていましたけど、最高にうれしいです」と話しています。