【陸上】黒崎播磨に青学大卒・松並昂勢が加入! 中村優吾は現役引退
黒崎播磨陸上部は新入社員として松並昂勢(青学大卒)が加入し、また3月末をもって中村優吾が現役引退したことを発表した。 青学大・原晋監督が関東学連駅伝対策委員長に就任! 松並は福岡県出身。自由ケ丘高では1学年下の山本歩夢(現・國學院大)とともにチームをもり立て、19年には全国高校駅伝にチームが初出場を果たした。都大路では4区を務め区間賞を獲得、14位から6人抜きを達成し、8位入賞の立役者となった。 青学大進学後はケガに苦しみ思うような走りができず、学生駅伝には出場していないものの、4年目には関東インカレ(2部)ハーフマラソンに出場を果たしている。ベストはハーフ1時間3分54秒、10000mは29分33秒40で、新天地でのさらなる躍進を期す。 中村は山口県出身の23歳。中学から全国大会に出場、西京高では2年でインターハイ5000mに出場を果たしている。高卒で黒崎播磨に入社し、2年目にはニューイヤー駅伝の1区を任され、翌年は6位入賞にも貢献した。22年の九州実業団対抗駅伝ではアンカーとしてチーム初優勝のフィニッシュテープも切っている。今後は社業に専念し、「素晴らしいスタッフ・選手に恵まれ貴重な経験もできた一方、苦しい時期もありましたが全て私の財産です」と選手時代の応援に対して感謝の気持ちを綴っている。 黒崎播磨は1961年創部し、全日本実業団対抗駅伝には36回出場。22年には6位入賞を果たしている。
月陸編集部