<海に眠るダイヤモンド>神木隆之介×野木亜紀子の対談で明かされる撮影秘話 「“泣こう”とかではなくて、本当にうれしくて涙が」
野木:いろいろな理由がありますが、神木さんのホストが見たかったから、というのもありつつ(笑い)。今、世の中的にホストが夢の職業と思われているところがありますが、実際には問題が多い部分もある。端島が活気に満ちていた時代には存在しなかった職業でもあるので、現代と過去を対比させるときに、今の若い子たちが足を突っ込みがちな部分という意味で合わせて描けたらいいかなと思いました。
神木:なるほど、そういうことだったんですね!
野木:実は他にもあるのですが、ネタバレになるので今は言いません。神木さんは毎回素晴らしいお芝居を見せてくれていますが、玲央の芝居でいうと第3話で、いづみの孫・千景(片岡凜さん)がホストに入れ込んだ400万円を、母・鹿乃子(美保純さん)があっさり「払うわよ」と言った後のセリフ。あれ、本当にいいお芝居でした! ものすごく玲央だった。ちなみに、やっぱり鉄平のほうが演じやすいですか?
神木:そう言っていただけてうれしいです! やはり鉄平のほうが演じやすいですね……!(笑い)
野木:神木さんがこれまで演じられてきたイメージに近いですからね。今後の放送も楽しみにしていますので、撮影頑張ってください!