乱気流であらゆる物が浮く「恐怖の瞬間」をカメラが記録。乗客は無事も、機内はパニックに(海外)
スウェーデンのストックホルムから米マイアミに向かっていた旅客機が、乱気流に巻き込まれた。そのときの機内で撮影された衝撃の映像に注目が集まっている。 【実際の映像】乱気流が直撃した瞬間
撮影されたのは11月14日、スカンジナビア航空957便の機内。動画冒頭、機内からは一斉に悲鳴が聞こえる。カメラが横を向いた次の瞬間、中央エリアの乗客は宙に浮き、あらゆる物が飛散する様子が映っている。 英インデペンデント紙の映像には、乗客の1人が「飛行機を降りたい」と発したり、「みんな大丈夫だから」と諭したりする男性の声も記録されている。 CNNによれば、旅客機が乱気流に巻き込まれたのは、グリーンランド上空を飛行していたときのことだという。 同機は機体の損傷を調べるため、デンマークのコペンハーゲンに緊急着陸。乗っていた254人の乗客は無事だという。 乗客の1人は、同局の取材に応じ、当時の状況を振り返った。 「飛行機に乗っていた誰もが、大海原を飛ばなくていいから、ただ着陸してほしいと願っていました」 乗客によれば、近くに座っていた女性客はシートベルトをしておらず、「機内の天井まで飛んでいき、床に落ちた」と危険な光景を目撃したことも明かした。 ネットでは、「怖すぎる」「着席時もつねにシートベルトを締めなきゃいけない理由がよくわかる」「ケガがなかったとしても、これは精神的にダメージだろう」などの声が上がっている。
BuzzFeed Japan