【陸上】戸邉直人が2m17 左アキレス腱断裂から復帰後のベストをマーク バルシム主宰の大会に出場
男子走高跳の戸邉直人(JAL)が5月9日にカタールのドーハで行われた競技会「What Gravity Challenge」に出場し、2m17に成功。2022年6月の左アキレス腱断裂した後としてはベスト記録を跳んだ。順位は9位タイだった。 走高跳・戸邉直人 アキレス腱断裂から再び世界へ「技術が噛み合えば跳べる」 戸邉は22年6月の日本選手権でウォーミングアップ中で踏み切り脚となる左アキレス腱を断裂し、手術を受けた。昨年2月頃から跳躍練習を再開し、同年10月1日のアスレチックス・チャレンジカップ(新潟)で実戦に復帰。ケガ後初の試合は2m15で5位だった。今回の記録で日本選手権(6月27日~30日/新潟)の資格申込記録を突破したことになる。 大会は五輪・世界選手権金メダリストのムタズ・エッサ・バルシム(カタール)が主宰し初めて開催された。会場は、ドーハの観光地としても有名なカタラ文化村の円形劇場。世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーの大会としての実施された。 優勝は主宰のバルシムで2m31をマーク。同記録ながら試技数差の2位にウ・サンヒョク(韓国)が入り、2m28のジュバーン・ハリソン(米国)が3位だった。
月陸編集部