パリ五輪 台湾代表、アーチェリーやフェンシングで白星スタート
(パリ中央社)パリ五輪は29日、各競技で試合が行われている。台湾代表はアーチェリーやフェンシング、柔道の選手がそれぞれ初戦で白星スタートを切った。 アーチェリーは男子団体が行われ、林子翔・湯智鈞・戴宇軒組が英国に6─0で圧勝した。この後、準々決勝で中国と対戦する。台湾はこの種目で、2021年の東京大会で銀メダルを獲得している。29日中に決勝が行われる。 フェンシング男子フルーレ個人では陳弈通がレバノンの選手に15─13で勝った。だが続く2戦目ではフランスの選手に12─15で敗れ、16強進出を逃した。 柔道女子57キロ級にはコマツ女子柔道部(小松製作所)所属の連珍羚が出場。初戦でシエラレオネの選手に一本勝ちしたが、2戦目ではセルビアの選手に技ありを取られ、敗退した。 ボクシング女子60キロ級の吳詩儀は、2回戦の相手(ナイジェリア代表)がドーピング検査に通過していない上に、午前中の計量にも現れなかったため不戦勝となり、準々決勝への進出が決まった。 (編集:田中宏樹)