楠大典に中村悠一、朴ろ美、ファイルーズあい!『レッド・ワン』の日本語吹き替え声優が決定
「ジュマンジ」シリーズのドウェイン・ジョンソン、「キャプテン・アメリカ」シリーズのクリス・エヴァンスがタッグを組んだ『レッド・ワン』(11月8日公開)。この度、ジョンソン、エヴァンスはじめ豪華キャスト陣の日本語吹き替え声優が決定した。 【写真を見る】相性はいかに!?ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスのタッグが実現 本作は、サンタクロースの護衛隊長にして、子どもたちの笑顔を糧に自身の仕事を全うする心優しいマッチョ、カラム(ジョンソン)と、世界一の追跡者(トラッカー)にしてお金のためならなんでもする賞金稼ぎであり、サンタクロースの存在を一切信じないジャック(エヴァンス)が手を組み、クリスマス・イブ前夜に誘拐されたサンタクロースを救出し、クリスマスを取り戻すために立ち上がる、アクションコメディアドベンチャー。コードネーム“レッド・ワン”ことサンタクロースを演じるのは、『セッション』(15)でアカデミー賞を受賞したJ・Kシモンズ。このほか、ルーシー・リューにキアナン・シプカ、ボニー・ハント、クリストファー・ヒヴュ、ニック・クロール、ウェスリー・キンメルといった豪華キャストが出演する。 今回、本作を華やかに彩る、日本語吹き替えを担当した豪華声優陣が明らかに。カラム役を「ジュマンジ」シリーズ、『ブラックアダム』(22)などで長年ジョンソンの吹き替えを担当してきた楠大典が務める。カラムというキャラクターについて楠は、「ここまで真面目で堅物なところや純粋すぎる役は、これまでやっていないのではないかなと思います」と語るなど、ジョンソンの新しい一面を感じながらも楽しんでアフレコに臨んだという。 カラムのバディであり、サンタの存在を信じない世界一の追跡者ジャックには、こちらも演じるエヴァンスの吹き替えを何度も担当してきた中村悠一をキャスティング。ジャックといキャラクターについて中村も、「色々なところがダメな人物。それを丁寧に見せながらもなぜか憎めないキャラクター像に仕上がっています。そんな彼の変化していく様をクリス・エヴァンス氏がしっかりとしたお芝居で魅せてくれるので見応えがあります」とコメントする。 サンタ救出部隊のリーダー、ゾーイ(リュー)を担当するのも、何度もリューの吹き替えを経験してきた朴ろ美。ルーシーを演じるにあたって朴は、「この映画のゾーイという役でも彼女らしい、クールでホットで、どこかしら愛らしい魅力に溢れていて、やはり大好きな女優さんだなと思いました。彼女の責任感のある、芯のある感じがたまらなく好きです」とキャラクターとリューへの想いを語っている。シモンズ演じる誘拐されてしまうムキムキサンタを担当するのは立川三貴。「世界中の子どもたちに愛の大切さを届けるため、一生懸命に肉体トレーニングに励む無邪気なサンタさん。シモンズさんの大声や早口のセリフに圧倒されながら演じています」と役柄の印象を明かす。 そして、“冬の闇の魔王”クランプス役は木村雅史が務める。クリスマスの悪魔と知られるクランプスについて、「存在は知っていましたが、クランプスが映像となって人格を持った事で、より調べて知りたいなと思いました。カッコいい(笑)」とその魅力を説明する。さらに、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(21)のセリーナ/キャットウーマン、『マッドマックス:フュリオサ』(24)のフュリオサ役と戦う女性の吹き替えも数多く担当するファイルーズあいが謎の美女、グリラを演じる。グリラの存在を知るためにアイルランドの民話を調べたというファイルーズは、「映画の序盤と終盤で印象が変わるキャラクターなので、そこも見どころです!」とコメントした。 豪華声優陣が勢揃いした日本語吹き替え版にも注目の『レッド・ワン』。通常版とともにぜひ、大きなスクリーンでその世界観を体感してほしい。 ■<コメント> ●楠大典(カラム役) 「最初はアクション映画やスパイ映画のような作品だと思っていたら、全年齢の方が楽しめるクリスマスの話としてすごくワクワクする作品でした。サンタクロースがどういう人物なのか、おぼろげにあると思いますが、説得力のある細かい設定に驚きました。いままでドウェインさんの吹き替えを長くやらせていただいているんですが、コメディに振ったり、ワルに振ったりというバランスのいい役があったけど、ここまで真面目で堅物なところや純粋すぎる役は珍しいと思いました。クリス・エヴァンスさんとの初タッグも、ドウェインさんも楽しんでやっているなと感じました。クリスさんはコメディ寄りに演じるので、その対比として、堅く真面目な面白いドウェインさんでしたね。字幕版も日本語吹き替え版も両方観るというのが、作品を一番面白く観る方法だと思います。『レッド・ワン』は小さいお子さんも一緒に家族で観れる作品ですし、ほかの友だちにも広げてほしいです。できるだけ大きなスクリーンのある劇場でみることをお勧めしたいです」 ●中村悠一(ジャック役) 「全体的になんとなしに漂うレトロ感。演出や色合いなど…どこと言われると全体的?と答えるしか無いくらいざっくりとしていますが、その雰囲気が見ていてとてもしっくり来て楽しい時間でした。ドラマは王道を攻めてる感じで、『こういうのでいいんだよ!』を地で行っている感じが素晴らしいです。ジャックは色々なところがダメな人物で、それを丁寧に見せながらもなぜか憎めないキャラクター像に仕上がっています。そんな彼の変化していく様をクリス・エヴァンス氏がしっかりとしたお芝居で魅せてくれるので見応えがあります。家族でぜひ観てほしい一作。そして出来ればクリスマス近くに…とは思いますが、公開日的にもっと早く観てくれて大丈夫ですので、劇場へよろしくお願いします!」 ●朴ろ美(ゾーイ役) 「え!?なにごと!?サンタが誘拐される!?そんでもってSF!?ストーリーもアクションもさることながら、一つ一つの設定、キャラクターがどれも秀逸で、そしてどこかしらユニーク…。とにかくエンタメ感満載なこの映画に引き込まれ、気がつくとお仕事ということを忘れて、タイムを取るのも忘れて、一気観してしまいました(笑)!ルーシー・リューさんはいままでも吹き替えさせて頂いていますが、この映画のゾーイという役でも彼女らしい、クールでホットで、どこかしら愛らしい魅力に溢れていて、やはり大好きな女優さんだなと思いました。彼女の責任感のある、芯のある感じがたまらなく好きです。そんな彼女の魅力を損なわないよう、私も体当たりで演じさせて頂きました。実は…今回、ゾーイ役のほかの役も吹き替えています…。さて、どの役でしょ?探してみてください(笑)!子どもから大人まで一緒に楽しめるこの映画、ぜひ劇場でご覧ください!」 ●立川三貴(サンタクロース) 「このサンタは、宇宙の銀河系を彷徨っていたのか?それとも雄大な大自然に囲まれた北極圏に?空飛ぶサンタさんと、疾走するトナカイの大群が圧倒的迫力で迫ってきます。その後の驚くべき展開に、時を忘れるような感動でした!世界中の子どもたちに愛の大切さを届けるため、一生懸命に肉体トレーニングに励む無邪気なサンタさん。また、地球人の身勝手さやエゴイズムにちくりと警鐘を鳴らすサンタさんです。これまで何度もJ・Kシモンズさんを吹き替えてきましたが、実直でタフな役柄が多い印象です。声優としては、シモンズさんの大声や早口のセリフに圧倒されながら演じています。クリスマスをテーマにしたいままでにない映画です。ユニークな発想と展開にただ驚嘆し、いつまでも忘れられない素晴らしいシーンばかりです。言葉と映像と物語の美しさを、ぜひ映画館でお楽しみください!!」 ●木村雅史(クランプス役) 「ドウェイン・ジョンソン氏を初めて見たのがWWEのトップレスラー、ザ・ロックとしてでした。あれから20年以上。変わらぬ、その魅力は唯一無二です!子どもの頃からのサンタクロースに関する様々な思いを解決してくれる作品でした。クリスマスの悪魔クランプスという存在は知っていましたが、クランプスが映像となって人格を持った事で、より調べて知りたいなと思いました。カッコいい(笑)。クリスマスの真実がこの作品にはあります…!サンタクロースは大変なんだな~って」 ●ファイルーズあい(グリラ役) 「クリスマスがテーマの作品はたくさんありますが、心が温まるだけでなく、ちょっと毒のあるユーモアも混じっていることで、子どもから大人まで楽しめる映画になっています!魔女グリラという存在を今作で初めて知ったのですが、アイルランドの民話を調べてみると、彼女についてより深く知ることができてとても面白かったです!映画の序盤と終盤で印象が変わるキャラクターなので、そこも見どころです!新しい切り口のクリスマス映画なので、新鮮な驚きと笑顔をみな様にお届けできること間違いなし!ぜひお楽しみに!」 文/平尾嘉浩 ※朴ろ美の「ろ」は「王へんに路」が正式表記