オジサン、汗クサのまま出歩くのは大迷惑!! 着替えくらい用意してよ…
ニオイテロは、もはやバイオテロ
駅まで歩いている最中は気にならないものの、ホームで整列乗車をしていると汗がじわり。弱冷房車を横目に、ガンガン空調の効いた車内で極楽気分かと思いきや ――他社線の乗り換え接続タイミングが良いのか悪いのかカチッとハマリ―― 乗車率200パーセントへアップし、まさに天国と地獄状態。 男の匂いはフェロモンではない! 男の匂いが、女性にとって不快臭である理由とは?
ツーっと汗が流れたルートを心配しつつ、会社の鏡で確認するとシャツに新大陸が浮かび上がっているではありませんか。 そんな気恥ずかい格好でPCの電源ボタンをでプッシュするのが、この季節の恒例行事としていますが、汗ジミごまかしのきく白シャツだったとしても、そのまま放置するのは危険です。 いくら会社がエアコンで涼しくたっても、汗をかいたシャツでは雑菌が繁殖してしまいます。ましてや、既にゾンビ臭が住み着いている服だとたまったもんじゃありません。
また、汗クサに加えて、コーヒーとタバコ臭のドラドラが乗ってくれば午前中から部署だけでなくフロアが荒れ場に。社内コミュニケーションツールでも使って 警報流してもらいたいレベルです。
そもそも、来日したタイのキックボクサーでさえ眩暈・ダウンする湿度と気温を誇り、亜熱帯化した日本列島で汗をひとつ欠かずに通勤することは、社用車が迎えにきてくれる重役でない限りほぼほぼ無理ゲー。 ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーよろしく『夏にサックスブルーのシャツを完全攻略できたら100万円!!』ってレベルですから。
だからこそ、現代のビジネスパーソンには着替えがマスト。今ここに宣言いたします、夏のお着替えは身だしなみの一部となりました。
実のところ、汗自体は無臭なんです。ただ、汗に皮脂や垢が混ざり、人間の肌に住み着いている皮膚常在菌がそれらを分解することでニオイ物質が発生してしまう訳で。“菌”というとどうしても悪いイメージがチラつき先攻しますが、この常在菌は人間が健康であるための菌であり、死ぬまで彼らとオサラバすることはありません。