アーセナル退団希望と報じられた日本代表DF冨安健洋。ユベントスが獲得に本腰か?「当面の懸念は…」【海外の反応】
プレミアリーグ・アーセナルに所属するサッカー日本代表DF冨安健洋に対して、セリエA名門のユベントスが関心を示しているようだ。アーセナル専門メディア『DAILYCANNON』は現地時間22日に、冨安が今冬に移籍する可能性とクラブの移籍に対する姿勢について伝えている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング 英メディア『SportWitness』は、「冨安は1月にアーセナルを退団する準備ができている」と選手自身も移籍に前向きであることを伝えた上で、「アーセナルの経営陣は冬の市場での売却の可能性について承認した」と、クラブ側も移籍を容認する姿勢であることを報じていた。 この報道を受けてイタリアメディア『Calciomercato』は、「ユベントスが今後数ヶ月以内にアーセナルの冨安の移籍の実現可能性を把握するために調査を行う予定だ」と述べた上で、「評価額は約2000万ユーロ(約32億円)で、ナポリやインテルなどもこのDFに興味を持っている」と、複数クラブが冨安獲得に関心を抱いているとも言及している。 一方で移籍実現については、冨安の負傷歴が問題になる可能性も高いようだ。同メディアは、「長期的な将来について考える前に、当面の懸念は冨安が体調を回復することだ」と言葉を続け、「怪我による欠場が頻繁にあることは、彼の立場にとってプラスにはならない。いずれにせよプレイできない状況では、彼のチームでの役割を完全に評価するのも難しい。怪我のため今季は出場すらできていないが、すぐに状況が変わることもなさそうだ」と、怪我による離脱が長引いていることによって、アーセナルでの役割がなかなか見極めづらいこともクラブが移籍を容認する理由の一つであることを強調していた。
フットボールチャンネル編集部