極私的! 1月にライヴを観た、2024年の活躍に期待するアーティスト5選
早いもので、2024年になってもう1カ月。完全現場主義の俺は、2024年も変わらずライヴハウスに通ってて。去年の今頃とはまったく雰囲気が違う、活気あるライヴハウスを見て、「今年はバンドブームが来る!」と期待も込めて断言してるのですが。1月に観たライヴを振り返った時、「こいつら、2024年にバケるな!」と思う注目のアーティストばかりだったので。ここでは極私的判断で、すでにブレイク間近のアーティストから、まったく知られていないアーティストまで。2024年の活躍に期待するアーティストを5組紹介。来年の今ごろ、もう一度この記事を見てみ! 「あいつ、早かったな」って言うと思うから(笑)。
「Judgement」('23)/ASH DA HERO
“令和最強のロックバンド”を自称する、変幻自在のロックバンド・ASH DA HERO。昨年リリースした、2ndアルバム『HUMAN』を引っ提げての全国ツアーのファイナル公演をZepp Diver Cityで観戦したのだが。コロナ禍に結成され、ライヴが規制だらけだった期間も力を蓄え続けて。ようやくコロナも明けて開催したツアーで、ついにその本領を発揮! ツアーで鍛え上げた歌と演奏で、『HUMAN』収録の新曲たちの完成型を見せつけた彼ら。観客の待望感と熱狂ぶりは、過去2回行なっているZeppライヴとも全然違った風景を見せてくれた。映像はアニメ『ブルーロック』のOPテーマでもあり、現段階での彼らの代表曲と言える「Judgement」のライヴVer.。エゴいぜ! ワンマンでは新曲も披露し、2024年のスタートダッシュを切ったASH DA HERO。ブレイクへの準備万全、今年の活躍に期待超!!
「死がふたりを分かつまで」('23)/PK shampoo
2017年、関西にて結成。2018年に本格活動をスタートするや、ライヴハウスを中心に大きな評判を集め、「さぁ、ここから」というところでコロナ禍に突入。しかし、彼らもコロナ禍でしっかり力を蓄えていて。紆余曲折もありながら、昨年6月にリリースした『Pencil Rocket Opera E.P』やリリースツアーで活動を本格再開すると、昨年11月には自身主催のサーキットイベント『PSYCHIC FES』を開催。さらに12月には「死がふたりを分かつまで」を含む、EP『再定義 E.P』でメジャーデビューと、今勢いに乗りまくっているPK shampoo。『PSYCHIC FES』の大トリを務めたZepp Shinjuku(TOKYO)で、熱狂のステージに超満員の観客がうねりを打つ光景を見て、すっかり惚れ込んでしまった俺。大阪出張の際、タワレコ梅田店のインストアを見に行って、サイン会に並んでヤマトパンクスにサインしてもらいました(笑)。今年はもっととんでもない景色を見せてくれ!