京都、執念のドローでホームゲーム7連敗で阻止、C大阪FWレオセアラ13ゴール目 得点ランキング1位独走
◆明治安田J1リーグ▽第17節 京都1―1C大阪(1日・サンガスタジアム) 京都―C大阪の「関西ダービー」は引き分けに終わった。C大阪が先制するものの、京都は執念の同点弾。勝ち点1をつかみ、2日に東京V戦を控える札幌と勝ち点11で並んだ。 C大阪は7試合ぶりにFWカピシャーバが復帰。ブラジル人トリオが再び結成され、心強いFW陣が前線に並んだ。前半12分、ペナルティーエリア手前からFWルーカス・フェルナンデスがミドルシュートを狙ったが、京都GK具聖潤(ク・ソンユン)のスーパーセーブに阻まれた。 セットプレーから得点を奪えず、焦りを見せたC大阪は同33分、MF奧埜博亮から、FWビトール・ブエノへつなぐと、ドリブルで突破。シュートを狙える位置までボールを持ち込み、左サイドから走り込んできたFWレオセアラにパスを出し、エースが冷静に右足で押し込んだ。得点ランキング1位のレオセアラは13得点目を挙げ、先制した。 一方、京都は1点ビハインドで迎えた後半10分、FW原大智のシュートが相手GK金鎮鉉(キム・ジンヒョン)によってはじかれたが、そのボールを主将のMF川崎颯太が拾って、ゴール前へパス。フリーだったMF松田天馬がネットを揺らした。同点の後半41分、FW一美和成がボールをつかんだGK金鎮鉉と接触。手からこぼれ落ちたボールをゴールに押し込んだが、これは得点には認められなかった。 開幕からホームゲーム7連敗中だった京都は勝利こそ飾れなかったが、ようやく連敗をストップさせた。
報知新聞社