みずみずしい夏の味覚「京たんごメロン」出荷開始
京都府京丹後市の夏の味覚「京たんごメロン(琴引メロン)」の出荷が26日、始まった。JA京都網野中央集出荷場(同市網野町)ではメロン約700玉が並べられ、出荷検査などが行われた。8月中旬までに昨年並みの約4万2千玉の出荷が予定されている。 京たんごメロンは、まろやかな甘みやなめらかな食感などが特徴で、「京のブランド産品」に認証されている。網野町ハウス園芸部会(10戸)がつくる琴引メロンのうち、重さや見た目の基準を満たし、糖度15度以上のものが京たんごメロンのブランドで販売され、京阪神の百貨店などに並ぶ。 この日は検査員を兼ねる生産者らがメロンの等級などを決める「目合わせ」と呼ばれる作業を行った。JA京都久美浜支店生産課の芦田慎哉課長は「天候に恵まれ、おいしいメロンができている。お客さまの期待に応えたい」と話している。