【バレー】石川祐希がブルーノ・レゼンデらと「THE 1% MOVEMENT」に参加し、年俸の1%を寄付。「このプロジェクトを通して世界中の子どもたちやバレーボールを必要とする皆さんと仲間になれれば」
プロバレーボール選手で日本代表主将の石川祐希(イタリアセリアA アリアンツ・ミラノ所属)は2日、レズリー・デヨングが設立したバレーボールの力で機会均等を目指す慈善団体「Let‘s Keep The Ball Flying」(以下、LKTBF)のプロジェクト「THE 1% MOVEMENT」に参加することを所属事務所を通じて発表した。 THE 1% MOVEMENTは、アメリカのジョーダン・マッケンジー・トンプソン率いる女子バレーボールのスター選手が賛同し、24年1月に発足 。参加選手はそれぞれバレーボールで得た年俸の1%をLKTBFに寄付し、競技参加への障壁を取り除き、機会を創出し続けるサポートをすることを目的としている。LKTBFのメンターシップやバレーボールに必要な用具や知識の無償提供など、バレーボールへの平等な機会創出を世界規模で促進していく。 今回はブラジルのスター選手ブルーノ・レゼンデをはじめ、世界で活躍する男子バレーボール選手9名が参加。石川はアジアから唯一の参加となり、他の8名の選手同様、バレーボールで得た年俸の1%をこの活動に寄付する。 参加選手は、ブルーノ・レゼンデ(ブラジル)、ロバートランディ・シモン(キューバ)、スティーブン・マー(カナダ)、ルチアーノ・デ・セッコ(アルゼンチン)、ロバート・アンドリンガ(オランダ)、ワシム・ベンタラ(チュニジア)、ウィルフレド・レオン(ポーランド)、アントワン・ブリザード(フランス)、石川祐希(日本)。
石川祐希コメント
●このプロジェクトに参加した理由 まず、この話をいただいた時に対象が子どもたちだったこと。子どもたちにバレーを楽しんでほしいという思いやバレーボール普及については以前から考えていました。このプロジェクトでそれらを実現できると思い、また日本の枠を超えて世界の子どもたちのためにも活動できると思い、このプロジェクトに参加しました。 ●バレーボール界の仲間へのメッセージ 各国の選手やプロジェクトに参加する人たちとともに、子どもたちのためになる活動をしていきたいと思います。また、国や地域によって、バレーボールをする環境や考え方なども違うと思うので、子どもたちにとって何が必要なのかを話し合っていければと思います。 今までバレーボールを通して僕たちが仲間を作ってきたように、このプロジェクトを通して世界中の子どもたちやバレーボールを必要とする皆さんと仲間になれればと思います。
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