とよた真帆「宝塚の舞台を観て『こんな美しい人がいるのか』と…」と語る元宝塚女優は?
フリーアナウンサーの唐橋ユミがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「NOEVIR Color of Life」(毎週土曜9:00~9:30)。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。各界を代表して活躍する女性ゲストが、自らの言葉でメッセージを伝えます。 今回の放送は、俳優・とよた真帆さんが出演。幼少期の思い出などについて語ってくれました。
1967年生まれ、東京都出身のとよた真帆さん。高校在学中にモデルデビューし、パリコレクションなどに出演。1989年に女優デビュー後、数多くのドラマ、映画、舞台などで活躍中。また、芸術の造詣が深く、絵画の個展を開き京友禅の絵師として着物のデザインを手がけています。家具などの木工、手芸もこなし、DIY番組を持つなど、趣味の域を超えた活動を展開。7月31日(水)には、アルバム『WILD FLOWER』で歌手デビューを果たしました。
◆演劇の面白さを知った幼少期
唐橋:とよたさんはお兄様、お姉様がいらっしゃる3人兄弟の末っ子なんですね。どんな幼少期でしたか? とよた:兄と姉とは歳が離れていたので、一緒に遊ぶというよりかは一人遊びが得意でした。その時間で工作してみたり、近所の子と活発に遊んだりしていました。兄とは10歳違うので、お父さんっぽくかわいがってくれた感じです。 唐橋:小さい頃からモデルさんに憧れはあったのでしょうか? とよた:いとこの女の子が“演劇好き”だったんです。それで劇団四季、映画、宝塚……と、いろいろ連れて行ってくれて。その影響で演技や芝居に興味を持ちました。宝塚では鳳蘭(おおとり・らん)さんの舞台を観て「こんな美しい人がいるのか……」と小学生ながらに感動しました。もし宝塚が東京にあったら受けていたかもしれません。親元を離れるのが到底無理な子どもで寂しがり屋でした。 唐橋:お母さんが大好きだったんですね。 とよた:そうですね。人情味あふれる人で、とても優しい人です。ちょっと江戸っ子気質で、自分がちょっと苦しくても見栄を張って助けて、あとから周りが大変……みたいな状況があるんです(笑)。そういった優しさの“気っ風のよさ”は、幼い頃からずっと見ていました。 唐橋:とよたさんもそういったところがありますか? とよた:周りがケアしないといけなくなるので、母の二つ返事でOKしてしまうところに苦労していたので、私は逆に引き受けるときは慎重です。「これは責任を取れるだろうか」と慎重になりましたね(笑)。 (TOKYO FM「NOEVIR Color of Life」放送より)