30歳でどん底を体験した梅宮アンナさん。そこから這い上がった方法とは【私の30代、40代そして更年期の過ごし方】
心が壊れてしまうと、自分が病んでいることすら気付かなくなる
――どん底だったのですね。メンタルの問題もあったのでしょうか? メンタルも病みます。病んでしまいます。でも、「病んでいるな」っていうことを感じているうちは、(病んでいる状態を)回避できるからまだいいのです。 悪くなっていって心が壊れてしまうと、自分が病んでいることすら気付かなくなるのですね。自分のメンタル的なことに、はじめて目を向けたのが30歳の頭でした。 そこから体を動かすようになりました。私は妊娠したときが56㎏で、そこから35㎏太りました。 どうやってやせるのだろう?と思って、毎日早歩きで10㎞歩きました。体重が重いとあまり動けないので、まずは雑誌に出ているダイエットページを見て、あらゆるダイエット法を試しました。左手で食べるとスピードが遅くなるとか。りんごが(ダイエットに)いいと聞けば、りんごを食べたりしていました。 次回は「私の人生で初めて、自分に惚れた瞬間でした」とアンナさんが語る、ホノルルマラソン挑戦のお話を伺います。
オトナサローネ編集部 星雅代