次はヤナセ! フェラーリ正規ショールーム「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」新宿にオープン
山手通り沿いに出現したフェラーリブティック
「ヤナセ フィオラーノ モトーリ」は、首都高速中央環状線「西池袋出入口」付近に位置しており、付近には駅も多く公共交通機関のアクセスにも優れる好立地。 店舗の内外装にはフェラーリの最新CIを導入したショールームとなっている。外見は控えめな印象を受けるが、ひとたびディーラーの内へ入ると、洗練されたモダニズムを感じさせつつ随所に赤をちりばめており、フェラーリらしい艶やかな世界観に浸ることができる。 デリバリーセレモニー専用スペースを備えるほか、イタリアの宝石のような家具たちが作り出す、威厳のある一流クラブのようなラウンジも見どころだ。それに加えて充実したワークショップまで併設し、アフターサービスも徹底しておりヤナセの意気込みが伺い知れる。
なぜ?激戦区に出店のワケ
フェラーリのような車種を取り扱うにあたって、キーワードとなるのが「豊かな都市」。それゆえ日本においては東京以外はあまり視野に入らなかった、と説明してくれたのはヤナセ広報の福城和也氏。「豊かな都市」であること以外にも、諸交通機関のアクセス性や、ヤナセ既存のカスタマーがフェラーリへ流入することを考えても、東京ほぼ一択であったそうだ。 フェラーリを取り扱うインポーターとしては最後発であるヤナセだがインポーターとしての歴史は他より長い。その点で板金や塗装、アフターサービスの実績や経験を豊富に持っていることからも今後の展開が楽しみだ。 また、セレモニー当日に展示していた296 GTS、ローマ スパイダー、プロサングエといったフェラーリの最新ラインナップはゴールデンウィーク明けから注文できるとのこと。
小河昭太(執筆)