【石川・能登地震】道路は波打ち、倒木が道路をふさぐ・・・地震の爪痕が至る所に
1日午後4時ごろに発生した石川・能登半島地震。 ABCテレビの取材班も1日夜から石川県へ向かいましたが、まるで行く手を阻むかのように地震の爪痕が至る所にありました。
アスファルトはめくれ、標識は傾く
2日午前1時ごろの石川県かほく市。道路のアスファルトがめくれあがっていました。 (古川アナウンサー) 「車道のアスファルトは全体が波打つように盛り上がって、大きく亀裂が入っています」 道路脇に建っている住宅は、ほとんどが基礎の部分に亀裂が入って傾いていました。歩道も道路標識が傾くほど下から盛り上がっています。
また、神社を通りがかると鳥居や灯籠が軒並み傾いていました。
倒木が道をふさぐ
午前3時半ごろ、石川県七尾市へ。 (古川アナウンサー) 「七尾市内の県道です。地震の揺れによってでしょうか、県道脇にあった大きな木が横たわって道路をふさいでいます」 道路には亀裂が入っていました。
さらに進み午前4時前、石川県七尾市中島町へ。 (古川アナウンサー) 「2棟の木造家屋が完全に崩れてしまっています」 2日午前10時、気象庁はすべての津波注意報を解除しました。今後は被害の恐れは低いものの若干の海面変動が予想されるとして、海の中や海岸沿いでは引き続き周囲の状況に気を付けるよう呼びかけています。