エメラルド・フェネル監督、「嵐が丘」映画化にマーゴット・ロビー&ジェイコブ・エロルディ
「プロミシング・ヤング・ウーマン」「Saltburn」のエメラルド・フェネル監督が、エミリー・ブロンテの名作「嵐が丘(Wuthering Heights)」を映画化する新作に、マーゴット・ロビー(「バービー」)とジェイコブ・エロルディ(「プリシラ」)が主演することがわかった。 米Deadlineによれば、ロビーの製作会社ラッキーチャップが「プロミシング・ヤング・ウーマン」「Saltburn」に続き新作もプロデュース。エロルディは「Saltburn」に次ぐ2度目のフェネル監督作品となる。 ブロンテ三姉妹の二女エミリーが1847年に発表した唯一の長編「嵐が丘」は、虐げられて育った孤児ヒースクリフの、主人の娘キャサリンに対する愛憎と復讐を描いたゴシック小説。これまで幾度となく映画、テレビ、舞台の題材となり、なかでも有名な1939年のウィリアム・ワイラー監督の映画版はヒースクリフを名優ローレンス・オリビエ、キャサリンをマール・オベロンが演じ、アカデミー賞8部門にノミネートされた(うち撮影賞を受賞)。 フェネル監督・脚本・製作の新作「Wuthering Heights(原題)」のプロットは不明だが、ロビーがキャサリン役、エロルディがヒースクリフ役を演じるという。現在プリプロダクション中で、2025年にイギリスで撮影がスタートする。