国交省、4空港で磁気探査へ 宮崎空港の不発弾爆発受け
宮崎空港の誘導路で戦時中の不発弾が爆発した事案を受け、国土交通省は6日、仙台、松山、福岡、那覇の4空港で磁気探査を近く始めると発表した。いずれも旧軍用飛行場として使われ、不発弾が見つかった前例があり、点検を検討していた。 空港全域を対象とし、運航に支障のない夜間に行う。探査を担う事業者が確保できた空港から順次始める。4空港はいずれも国が管理している。 自治体が管理する空港も、不発弾発見の前例があれば調査するよう要請。省内に窓口を設け、調査方法などの相談に乗るという。 宮崎空港で10月、米国製250キロ爆弾が爆発。滑走路が閉鎖され、80便以上が欠航した。