映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」3月16日オープン、こけら落としは「その鼓動に耳をあてよ」
新しい映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」のオープン日が3月16日に決定した。 愛知・名古屋シネマテークの閉館後に改修工事や機材メンテナンスを行い、新たなミニシアターとして誕生した「ナゴヤキネマ・ノイ」。MotionGalleryではクラウドファンディングも実施されていた。 【画像】新映画館「ナゴヤキネマ・ノイ」こけら落としを飾る「その鼓動に耳をあてよ」場面写真 オープニング作品として、救急医療の最先端を担う名古屋掖済会病院を足立拓朗が取材した、東海テレビ放送製作のドキュメンタリー映画「その鼓動に耳をあてよ」が上映される。4月5日までは特集上映「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol. 2」もあわせて実施。「ミカエル」「あるじ」「吸血鬼」など7作品がスクリーンにかけられる。そして3月23日からは杉田協士が監督を務める「彼方のうた」、3月30日からはペヤンヌマキが2022年の杉並区長選挙を追った「映画 ◯月◯日、区長になる女。」が上映。4月6日からはタル・ベーラ監督作「ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版」の上映が控えている。なお「その鼓動に耳をあてよ」は3月16日に舞台挨拶を実施。「映画 ◯月◯日、区長になる女。」も3月30日にオンライン舞台挨拶を行う予定だ。 その後も同劇場では「神の道化師、フランチェスコ」「フジヤマコットントン」「悪は存在しない」「青春」などが近日公開予定作品としてラインナップされている。 「ナゴヤキネマ・ノイ」の一般料金は1800円となり、大学生・一般会員は1400円、シニア会員・学生会員は1100円で鑑賞できる。会員制度は2000円の入会費を払うことで申込日から1年間有効に。窓口受付にて当日料金のみ割引適用となる。木曜は会員サービスデイとなり1000円で鑑賞可能で、会員1名とのペア料金が2000円となる。火曜が休館日だ。