前半、ボールをキープする東福岡・杉谷（撮影・柿森英典）

　◆全国高校サッカー選手権　東福岡0―0（PK5―4）静岡学園（4日、神奈川・Uvanceとどろきスタジアム　by　Fujitsu） ■OB凄すぎ超名門高対決！東福岡と静岡学園の主な卒業生 　準々決勝が行われ、東福岡がPK戦の末に静岡学園を破り、優勝した2015年度大会以来、9大会ぶりの4強に進出した。 　前半は静岡学園が巧みなパスワークから両サイドを使って攻撃を展開。決定機も演出した。それでも福岡県大会からの6試合で無失点を誇る東福岡の堅守も光り、得点は許さなかった。両チームとも無得点で前半を折り返した。 　後半も開始早々に静岡学園が左サイドを突破してエリア内からシュートを放つなどゴールに迫った。東福岡は後半18分に左サイドから好機をつくったがシュートには至らず。同32分には左コーナーから決定機をつくった。静岡学園は終始高いボール保持率を維持しながら東福岡ゴールを脅かすが、東福岡も要所で体を張った守備を見せて崩れなかった。 　PK戦では両チームとも3人目まで成功。J1川崎入りが内定している静岡学園の4人目、DF野田裕人主将（3年）が外したが、東福岡も5人目が外した。 　緊張感が高まる中、静岡学園は6人目も失敗。東福岡は6人目が決めた。 【#OTTO高校サッカー】 ▼そりゃ強い…日本代表、Jリーガーずらり、2015年度の東福岡優勝メンバーの今▼