アニモカブランズジャパン、Web3型ロイヤリティプログラム「NewLo」の海外展開を支援
アニモカブランズジャパン(Animoca Brands Japan、Web3分野への大規模な投資や、独自のWeb3エコシステムを構築する香港のAnimoca Brandsの戦略的子会社)は10月1日、Web3技術を活用した新しいロイヤリティプログラムを構築するプロジェクト「NewLo」とのパートナーシップを発表した。 NewLoは、従来のポイントシステムをブロックチェーン上でトークン化し、クロスボーダーでの価値交換の実現を目指すプロジェクトである。 このパートナーシップにおいて、アニモカブランズジャパンは、NewLoの海外展開をマーケティング面から支援する。同社は、これまでの事業で培ったノウハウや、親会社Animoca Brandsが有する540社以上の投資先ネットワークを活用し、NewLoのグローバル展開を後押しするとしている。また、将来的にはバリデーターとしての参画も検討しているという。
Web3ロイヤリティプログラム事例
ブロックチェーンを使ったロイヤリティプログラムはWeb3の活用事例のひとつで、多くの企業が社会実験として導入している。 例えば、ヨーロッパの大手航空会社ルフトハンザはアプリを通じてNFTを活用した特典提供を行い、ナイキはデジタルスニーカーコレクションの販売により新たな顧客体験を提供している。 日本でも、日本航空やセブン銀行などがNFTを活用した実験的な取り組みを行うなど、ブロックチェーン技術を基盤にしたロイヤリティプログラムの開発が進められている。 関連記事:トップブランドが進めたNFTの社会実験~Web3アプローチで激変する顧客ロイヤルティ~【btokyo clubラウンドテーブルレポート 3月】 関連記事:ルフトハンザ、ナイキ……ロイヤルティ・プログラムを変革するブロックチェーン |文:栃山直樹|画像:リリースから
CoinDesk Japan 編集部