【大分】衆院選 前職3人と新人1人が当選
大分朝日放送
27日に投開票された衆議院議員選挙、大分県内では前職3人と新人1人の合わせて4人が当選しました。 また、13期務めた大分2区の自民党・衛藤征士郎さんは落選となりました。 大分1区は無所属・前職の吉良州司さん(66)が9万6944票を獲得し7回目の当選を果たしました。 吉良州司氏 「将来世代優先の政治国民1人1人の豊かさ国民1人1人の幸せ感を追求していく政治実現していかなきゃいかんという意を強くいたしました」 保守分裂・三つどもえの戦いとなった大分2区は広瀬勝貞前知事の次男で無所属・新人の広瀬建さん(50)が前職2人を抑え初当選しました。 広瀬建氏 「決してこれがゴールではなくここからは1つのスタート。みなさまと語りあいながら政治をやっていくつもりではありますけれどもみなさまからのお叱り、ご指摘は大いに受け続けたいと思っています」 また、立憲民主党の吉川元さん(58)は小選挙区では敗れましたが比例復活しました。 吉川元氏 「やはり大変くやしい思いがまず先に立つ。ただその中で比例復活できたということはたくさんの方のご支援があってようやくたどり着けた私の現時点での到達点だと」 また、自身の「最後の選挙」と位置づけ14回目の当選を目指した自民党・前職の衛藤征士郎さん(83)はいわゆる裏金問題などが影響し落選しました。 衛藤征士郎氏 「裏金、裏金、裏金と有権者のみなさんはそういうことが身にしみておったんじゃないかなと。党としての政治基盤の確立のために私微力ではありますが汗をかいて参ります」 大分3区では現職の外務大臣である自民党・前職の岩屋毅さん(67)が10回目の当選です。 岩屋毅氏 「たくさんの方にご支援いただいたと承知しております。国民のみなさんの厳しい声はしっかりと受け止めながらなんとかこの(石破政権の)仕事を前に進めさせていただきたい」 投票率は55・42%で前回3年前から1・84ポイント低くなりました。