えっ、発祥の地なのに!?ドイツ人が衝撃告白「日本で初めて食べた」 コンビニでも販売に「驚いた」
日本とドイツの交流団体「日独協会」(東京都新宿区)がXに投稿した、ドイツ発祥の伝統菓子バウムクーヘンをめぐるエピソードに驚く人が続出しています。「日本で初めてバウムクーヘンを食べた、というドイツ人は少なくありません。研修生ダヴィットさんもその一人」。写真には日本の洋菓子店が作ったバウムクーヘンを手にほほ笑むドイツ人の姿が。日独協会の担当者に話を聞きました。 【写真】バウムクーヘンを手にほほ笑むドイツ人研修生ダヴィットさん
初めての味、気になる感想は?
──投稿が反響を呼んでいます。 「協会の会員さんからバウムクーヘンを差し入れしていただき、それがきっかけで研修生と話をしていたところ、『バウムクーヘンを初めて食べたのは日本に留学していた時』ということを聞いて驚き、投稿しました。今回の投稿では『ドイツの方々が日本ほどバウムクーヘンを食べない』ということではなく、『人それぞれ』ということを伝えたいと思って投稿しました。ですので大きな反響をいただきとてもうれしいです」 ──日本では専門店があり、コンビニスイーツなどでも手軽に食べられます。 「(写真の)研修生ダヴィットさんは、日本ではいろいろなところでバウムクーヘンが売られているので驚いたそうです。過去のドイツ人研修生も、日本ではバウムクーヘンがメジャーで、さまざまな味や形があることに驚いたと言っていました。(味の感想は)『やわらかくて、おいしい!』だそうです」 ──ドイツはバームクーヘン発祥の地。 「『ドイツ』といっても、その食文化はドイツの地域や年齢、バックグラウンドによってさまざまです。ダヴィットさんはドイツ南西部のバーデン=ヴュルテンベルク州出身で、バウムクーヘンを日本に来るまで食べたことがなかったそうですが、それは地域性、ダヴィットさんの年齢や行動範囲が理由で接点がなかったからかもしれません。バウムクーヘンがもっと身近な地域もあるようです」 同協会ではドイツ語圏からの研修生を定期的に受け入れているそうで、ダヴィットさんも協会の活動、業務のお手伝いや自身のイベントの企画運営などを担っているそうです。同協会の最新情報などは公式Xへ(@JDG_Tokyo)へ。