黒柳徹子、アニメ映画『窓ぎわのトットちゃん』を見て感動 「終わった時には涙が出た」
黒柳徹子さん(90)が18日、アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』の完成披露舞台挨拶に、声優をつとめた大野りりあなさん(8)、滝沢カレンさん(31)、八鍬新之介監督(42)と登場。映画化に対する思いを打ち明けました。 【画像】『窓ぎわのトットちゃん』中国では発行部数1600万部 教科書にも収録される人気のワケ 映画の原作は、黒柳さんが自身の幼少期を描いた著書『窓ぎわのトットちゃん』。1981年に刊行され、世界累計発行部数は2500万部を突破し、ベストセラーとなった作品。これまで映画やドラマ、舞台、ミュージカル化のオファーが何度もあったそうですが、実現には至りませんでした。 黒柳さんは「色々考えて、トットちゃんは皆さんの(心の)中で、できている方がいいと思ったので、(今までは)全部お断りしました。それで42年たったんですけど、今頃になりまして、もしかしたらやっぱりこれは映画にしておいた方がいいんじゃないかと思いまして」と今回の映画化への経緯を語りました。
映画の舞台は、第二次世界大戦が終わる少し前の激動の時代。好奇心旺盛な小学1年生のトットちゃん(黒柳さん)が、落ち着きがないことを理由に通っていた小学校を退学になってしまい、東京の自由が丘に実在した『トモエ学園』に転校することから物語は始まります。『トモエ学園』の自由でユニークな校風のもと、恩師となる小林先生と出会ったトットちゃんの、元気いっぱいな日常生活が描かれています。 完成した映画を見た黒柳さんは「本当に丁寧に描かれていたものですから。色んな事が思い出されただけでなく、当時の世の中やトットちゃんの学校が、本当に自分が行っていた時のことのように描かれていて。(映画が)終わった時には涙が出た」と明かしました。