【下関ボート(ナイター)SGチャレンジカップ】峰竜太Dランク機もペラで一新「雰囲気良さそう」/宮地元輝も好素性機ゲット
<18日・下関ボート・前検日> 【ボート王国 九州・山口!】 抜群の調整力を発揮した。現在賞金5位で当地に乗り込んで来た峰竜太が手にしたエンジンは「Dランク」の19号機。本人も覚悟の上で臨んだ前検特訓だったが、「下がらないし、伸びも雰囲気は良さそう」と確かな手応えを得た。「最近は下関、徳山、浜名湖での調整がハマっていて、今節もそれで行ったけど、当たっていますね」とペラがピタリ。好素性機を引き当てた宮地元輝との足合わせでも「バックは自分の方が雰囲気が良さそうだし、出足はかなりいい。元輝にも『いいんじゃないですか』と言われましたしね」。相対的な機力の裏付けも十分だ。 GPも2nd入りが懸かるとあって、今節は何より大事な一戦だが「順位をキープできればいい。6位以内で行ければ。1枠はいいです。諦めていますから(笑)」と冗談を飛ばしながらも、今節の道筋はきっちりと見定めている。「エンジンは適当に組んだので〝愛〟がこもってない。また組み直して、ペラも(形が)戻るのでしっかり叩きます」。今節Vなら2ndでの1枠も手に入る。息を吹き返した相棒とともに、一気の賞金アップをもくろむ。
その峰と足合わせをした宮地は、前節の尼崎GⅠでVを飾り、最高の流れで当地入り。引き当てたエンジンも「Aランク」と好素性機で〝いい流れ〟は途切れていない。前検でも「余裕を持って少し伸びる感じ」とタッグを組む20号機にも好感触だ。前節の優勝で賞金ランクも8位に上昇。GP2nd入りも十分手の届くところまで押し上げてきた。「一回、これを尊重していってもいいと思うが、初日にまた乗ってみて考えたい」。誰よりも勢いを持って乗り込んできた〝ホット〟な男が、再びの熱い走りを披露する。