Google ドキュメント上級者が使いこなしている「8つの裏技」
Google ドキュメントなどのワープロソフトでは、目立たないところに機能の宝庫が隠されています。そうした機能を使えば、大規模なドキュメントの草案をつくるのも、同僚と協力してそれを仕上げるのも簡単になります。 Google ドキュメント上級者が使いこなしている「8つの裏技」 Google ドキュメント活用のヒントについては、以前の記事でもいくつかご紹介しましたが、この記事では、さらにもういくつかを紹介します。 目次 1. 「マークダウン記述」で作業速度を高める 2. 行番号で検索性を上げる 3. 代替テキストを使ってアクセシビリティを高める 4. 翻訳機能を使って、ドキュメントを外国語に変換 5. 受信者に、ドキュメントのコピーを自動で作成させる 6. メールにドキュメントを埋めこむ 7. Google Keepのメモをドキュメントに追加 8. ドキュメントからGmailを作成する
1. 「マークダウン記述」で作業速度を高める
Google ドキュメントは、「マークダウン記法」をいくつかサポートしています。 そのおかげで、プレーンテキストの記号を使ってドキュメントの書式を簡単に整えて、読み書きしやすいものにできます。さらにより高度な書式への変換も可能です。 この機能を有効にすることで、書式を変えたい部分の前後に記号を入れることで、すばやく書式を変更できます。(「_」で囲めば斜字体、「~」で囲めば取り消し線、など) マークダウンに精通した人なら、ドキュメントの作成をスピードアップし、イタリック、太字、取り消し線、リンクを使ってテキストの書式を整えるのに役立てられます。 設定方法 「ツール」>「設定」と進み、「Markdownを自動検出する」にチェック ただし、Google ドキュメントでサポートされているのは一部のマークダウン記法だけで、すべてではありません。
2. 行番号で検索性を上げる
行番号がふってあれば、長くて複雑なドキュメントでも、あなたや共同作業者が簡単に正確な場所を参照し、特定できるようになります。 また、注を行番号と結びつけられるので、注を正確に入れるのにも役立ちます。 ただし、行番号が使えるのはページ形式のみで、「ページ分けなし」形式では機能しない点には注意。 設定方法 「ツール」>「行番号」の順で選択。 行番号のサイドバーが表示されるので、そこで「行番号を表示」にチェックを入れる。