楽器をおいて空と飯|28品目 冷凍野菜で山ピラフ
楽器をおいて空と飯|28品目 冷凍野菜で山ピラフ
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
超簡単にピラフを作る術
文◎Keishi Tanaka 写真◎野呂美帆。 「山でテント泊をしながら料理を楽しむ」というテーマで決まった今回だったが、見事に天気にフラれ、山登りは断念。しかし、レシピやギアは変更せずに、山のテント泊を想定した予行演習を敢行した。1品目は、超簡単に作れるピラフをご紹介。山では白飯しか炊いたことがないという人も、ぜひ一度お試しあれ!
冷凍野菜で山ピラフ
材料(1人前) 米…1合 水…200ml 冷凍野菜ミックス…50g 冷凍海鮮ミックス…50g 顆粒コンソメ…1/2個 バター…1個(5g)。 <1、具材を炒める> 自然解凍された冷凍野菜と冷凍海鮮を、クッカーで炒める。油ではなく、多めのバターで炒めるのがポイント。 <2、米を炊く> 1の具材が少し香ばしくなったところで、米と水、コンソメを入れ、火にかける。あとは通常の炊飯とおなじ時間でOK。クッカーや火加減にもよるが、大体10分~13分が目安。最初は中火ではじめ、吹きこぼれるようならそこから弱火にする。また、「パチパチ」という音がしてきたら、そこから30秒くらいで火を止めるというやり方もおすすめ。 <3、蒸らして完成> 20分ほど蒸らす。寒い時期はすぐに冷めてしまうので、タオルでくるんだりすると良い。蒸らしが終わったあと、少し混ぜれば完成!
テント泊装備と調理道具を詰め込んだバックパック
BRIDGER 45/ブリッジャー 45 44、000円。 今回、晶さんが使用したのは、安定感があり「軽い背負い心地」を提供する、テント泊山行に最適なバックパック。容量は45L、重量は約2。0kg。荷重を支えながら、体の動きに追従するスプリングスチールのワイヤーフレームを採用。また、背面長は無段階で調整できるため、より自分の体にフィットする設計に。 大きく開くフロントのジッパーは、バックパックの中身がひと目でわかり、パッキングも容易。テント場ではこの状態のまま、必要な荷物を取り出し置いておけば、テントの中や前室などが荷物で散らかる心配もなし。 バックパックの下部に収納されているテントや寝袋などは、荷室に直接アクセスできるボトムコンパートメントから素早く取り出すことが可能。撤収時など雨が降ってしまったときに、濡れたテントをとりあえず詰め込んでおくのにも便利なシステム。 肩から胸にかけて荷重が分散されるショルダーハーネスは、上下に位置調整ができるチェストストラップ付きで安定感がバツグン。ポケットにはウォーターボトルやスマホも収納でき、行動中の出し入れも楽ちん。体への負担やさまざまなストレスを軽減したアイテムだ。 Keishi Tanaka | 田中啓史 1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。4曲入りの「KOKORO EP」、そして「おぼろげ」をリリースし、9月23日の10人編成のワンマンライブへと向かう。 Akira Yotsumoto | 四本 晶 下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。NEW EP「oshigoto _02」をリリース。 撮影協力◎喜多川キャンピングベース
フィールドライフ編集部