マニー・パッキャオ、9月ラスベガスでWBC暫定王者バリオス挑戦へ交渉中 米ESPNなど報道
プロボクシング元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(45=フィリピン)が今秋、米ラスベガスでWBC世界ウエルター級暫定王者マリオ・バリオス(29=米国)への挑戦に向けて交渉中であると8日(日本時間9日)、米複数メディアが報じた。 交渉成立すれば、今年9月にラスベガスのMGMグランドか、T-モバイルアリーナで開催される見通し。米スポーツ局ESPNによると、MP(マニー・パッキャオ)プロモーションのショーン・ギボンズ社長が明かしたという。実現すれば21年8月にヨルデニス・ウガスに判定負けし、WBA世界同級王座から王座陥落して以来、約3年ぶりの公式戦となる。 パッキャオは「40歳の時に(WBA世界同級王座統一戦で)キース・サーマンを下して歴史をつくった。そして45歳になった今、ここ数年はそれほどダメージを受けていないので、まだまだボクシングを続けられると感じている。歴史をつくりたい」とESPNに語ったという。また米専門メディア「ボクシング・シーン」によると、ギボンズ社長は「(バリオス戦交渉が)合意に達することを期待している」と明かした。