半導体株の急落で大損した人に知ってほしい2つの注意点
好調が続いていた半導体関連株がここにきて急ブレーキ。ホルダーはどのような心構えで臨むべきなのでしょうか(イメージ写真:Anatoly Morozov/PIXTA)
日経平均株価は7月18日に前日比で1000円近く下落。下落率も2%を超え、大きな下げとなりました。 この日、とくに大きく下落したのが半導体関連株です。前日の米国株市場で半導体関連株が急落した流れに円高進行も相まって、朝方から軒並み売り気配となりました。半導体関連株のほとんどが下落し、日本における半導体関連株の代表株の1つであるレーザーテック(6920)に至っては年初来安値を更新しました。 筆者は7月18日の急落の時点では半導体関連株はそれほど多くは持っていなかったのですが、それでも含み益がかなり減少するなど、なかなか憂鬱な1日でした。半導体関連株をあまり保有していない筆者でそのような状況でしたから、もしポートフォリオの大部分が半導体関連株というような個人投資家の方は非常に厳しかったのではないでしょうか。 ただでさえボラティリティーが高い半導体関連株ですから、それがポートフォリオの大部分を占めていた場合、一斉に急落したとなれば半ばパニックになってしまうかもしれません。
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足立 武志