オスカー・デ・ラ・ホーヤ、カネロ・アルバレスの勝利にコメント | ボクシング
5月5日、カネロ・アルバレスがハイメ・ムンギアを撃破した。カネロと確執のあるオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏がコメントを残している。
日本時間5月5日(日)、スーパーミドル級アンディスピューテッド王者サウル"カネロ"アルバレスとハイメ・ムンギアが対戦した。試合は第4ラウンドに的確なアッパーカットでダウンを奪ったアルバレスが主導権を握り、3-0のユナニマスデシジョンで勝利した。 現在ムンギアのプロモーションを務めるのが、以前アルバレスのプロモーションを務め、確執から袂を分かったオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏であることから、試合を前に両者の個人的な確執が再燃する気配を見せていた。だが、試合後は冷静さを取り戻したようだ。 試合前記者会見での応酬から一転、試合が終了後は周囲も落ち着きを見せている。 ラスベガスで行われこの試合で、アルバレスはムンギアに判定勝ちを収め、自身の持つ4団体のベルトを守ることに成功した。 ムンギアは初の敗北を喫したものの善戦した。デ・ラ・ホーヤ氏はムンギアのパフォーマンスを賞賛するとともに、アルバレスに対しても落ち着いて発言した。 「ハイメは、ボクシング界の顔であるカネロに対して素晴らしいパフォーマンスを見せたと思う」試合後の記者会見でデ・ラ・ホーヤは語った。 「カネロについて悪く言うつもりはない。彼がリング内で優れたファイターであることは常に言ってきた」
Christopher Walker