ミニ「カントリーマン」は新しいドライブ体験ができる “大人っぽい”走りの面白いクルマ!
ミニのステーションワゴンともいえる「クロスオーバー」がフルモデルチェンジして、モデル名も、欧州と同様「カントリーマン」に。日本では、2023年11月にガソリンエンジン版と、それに続き、24年3月にEV版が発売されました。 【内装デザインなど細部の画像を見る】 新型はどんなクルマでしょう。実はひと足先に、24年2月、ポルトガルで試乗しました。ひとことで感想をいうと、楽しいクルマです。日常的に使ってみたくなること請け合います。 カントリーマンになって、ボディサイズはやや大型化しました。ホイールベースも伸びました。本来の目的はおそらく衝突安全性のためだと思いますが、室内も荷室も広くなったと謳われています。
■リサイクル素材を多用、インフォテイメントシステムのOSも刷新
リスボン近郊でドライブした新型カントリーマンは2モデル。 ひとつは、2リッターガソリンエンジンと全輪駆動システムの組み合わせの「ミニ・ジョンクーパーワークス(JCW)カントリーマン」。カントリーマンのラインナップで最もパワフルなモデルです。最高出力は233kW、最大トルクは400Nm。 もう1台は「ミニ・カントリーマンSE ALL4」。日本におけるバッテリー駆動のカントリーマンは、150kWで前輪駆動の「E」と、モーターを前後に搭載して、225kWの最高出力と494Nmの最大トルクをもち、一充電あたりの最大走行距離433kmの「SE ALL4」の2本立てです。 それに、運転支援システムも機能向上しています。ハンズオフ機能つき渋滞運転支援機能がミニとして初めて搭載されました。交通渋滞中の発進と停止の繰り返し、さらにその際の操舵はクルマが積極的に支援してくれます。 走りに加えて、新型カントリーマンの特徴はなにか。リサイクル素材をインテリアやロードホイールに多用していることがひとつ。もうひとつは、インフォテイメントシステムのOSが新しくなったこと。これで、モニターの使い勝手がさらによくなったり、アプリの種類がうんと増える(今後)ことになります。