ガザ学校攻撃で死者100人超 停戦協議、ハマス硬化必至
【エルサレム共同】ロイター通信は10日、パレスチナ自治区ガザの学校がイスラエル軍の攻撃を受け、避難していた住民ら100人超が死亡したと報じた。ガザを巡る戦闘では、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦を目指し、米国などは仲介する停戦協議の15日再開を求めている。7月末にハニヤ最高指導者を暗殺されているハマスが態度を一層硬化させることは必至だ。 イスラエル軍は9日、ガザ南部のハンユニスで攻撃を激化させた。「テロリストの施設を破壊している」と主張しており、ガザの停戦交渉に向けて米国などがイスラエルとハマス双方に協議再開を要請する中、軍事圧力を強めた。