メンディーはいい感じに料理する「生肉」――紅白初出場、GENERATIONSが考える「グループは戦場」【再配信】
そこには、「共感」という言葉も中心にある。GENERATIONSのデビュー7周年の記念日である11月21日に発売される6枚目のアルバム「SHONEN CHRONICLE」のキーワードでもある。 「最新アルバムの『SHONEN CHRONICLE』というタイトルにしても、少年・少女だった時代ってみんなどんな気持ちだったんだろうってことが核にあります。ある人は大人になりたくないって思ってたのかもしれないし、またある人は早く大人になりたいって思ってたのかもしれない。誰もが持つ感情、共感できる感覚みたいなものが、ライブでも表現できてると思うんです」(片寄) 数原が、アルバム制作の過程を振り返る。 「収録曲の『DREAMERS』は、GENERATIONSの20枚目のシングルでもあったんです。共感というキーワードがあって、僕たちからも背中を押してあげられるような、幅広い方に向けたメッセージのこもった曲をリリースしたかったんです」
バラバラでふざけてたんじゃ意味がない、7人で全力でふざけたい
現在ではGENERATIONS以外にも、「Jr.EXILE」というカテゴリーではTHE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZといった新世代が台頭してきている。 「実は僕らが先輩ってわけじゃなくて、ほかのグループにもメンディーさんと同じ年のメンバーもいたりするんです。でも、7人でいる時間や経験はあるので。そこはやっぱり、口で言ってるだけでは説得力にならないですからね。僕らの魅力というと、ちゃんとするところはするけれど、ふざけるときは全力でふざけるとか、そんなことですかね」(佐野) 小森が、佐野の言葉を受けて続ける。 「やっぱりそのためにもおのおのがバラバラでふざけてるようじゃ意味がない。GENERATIONSの空気感っていうのがしっかりあったうえでの、全力でふざけるってことだと思っていて。しかも、その7人がひとつにまとまってるからこそ、いろんなメディアに出たりしていることも強みになると思うんです」 GENERATIONSは、初の5大ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル“」の真っ最中でもある。メンバーたちは、7年目に5大ドームツアーができるようなグループになることは想像していたのだろうか。LDH JAPANを率いるEXILE HIROの意向を振り返るのは中務だ。 「HIROさんは、まだ僕らがデビューした当時、LDHでドームツアーのできるアーティストを3組作りたいとおっしゃっていて、その3組目がちょうど僕たちでした。その展望をデビューしたときから聞いていたので、いつかドームでツアーができるようにならないとって思っていました」