ウクライナに30万発を供与へ チェコ主導、弾薬不足受け
【キーウ共同】チェコのフィアラ首相は8日、各国からの資金協力を得て、ウクライナに供与する砲弾30万発の購入が可能になったとX(旧ツイッター)に投稿した。欧米メディアによると、確保計画を主導するチェコはこれまでに、EU域外から155ミリと122ミリの砲弾計80万発の調達先が見つかったと明らかにしていた。 ウクライナ軍は弾薬不足に苦しんでいる。フィアラ氏は今回の調達を「第1弾」とし「われわれの目標はさらなる供給だ」と強調した。 ウクライナ軍部隊の報道担当者は8日、地元メディアに対し、ロシア軍が東部ドネツク州の要衝アブデーフカを制圧した後も、大規模な部隊を派遣していると述べた。