婚約指輪は「給料の3か月分」でなければダメですか? 予算「15万円」が限界なのですが、安すぎるでしょうか? 気持ちがあれば問題ないですか?
結婚を考えプロポーズをする際のキーアイテムといえるのが婚約指輪ではないでしょうか。一世一代の大勝負のためにと婚約指輪の準備をする人も多いでしょう。しかし、婚約指輪の相場は「給料の3ヶ月分」と考えられていた時代もあり、それでは予算を大きく超えてしまうことも考えられます。実際はいくらぐらいが相場なのでしょうか? そこで本記事では、婚約指輪の相場について解説していきます。結婚指輪の相場についても紹介するので参考にしてください。
給料の3ヶ月分はいくら?
国税庁の調査によると令和4年の給与所得者の平均給与は458万円です。その内訳は、平均給料・手当が386万円、平均賞与が72万円となっています。 平均給料・手当の386万円を参考に月収を計算すると32万1666円です。そのため、給料の3ヶ月分の婚約指輪を購入しようとした場合は96万4998円となり、かなり高額の婚約指輪になります。
婚約指輪の相場は20万円から40万円
それでは、実際の婚約指輪の相場はいくらなのでしょうか? ゼクシィの調査によると婚約指輪の平均額は35万8000円です。 また、マイナビウェディングの調査では39万9000円が平均の購入価格となっています。そして、給料3ヶ月分といえる90万円以上の婚約指輪を購入する人の割合は全体の5%で、かなり少ないことがわかります。どちらの調査でも購入価格の分布では20万円から40万円未満が多くなっており、婚約指輪の相場は20万円から40万円といえそうです。
予算が15万円だとダメなのか?
婚約指輪の相場は20万円から40万円ですから、予算が15万円だと相場に届きません。しかし、婚約指輪は20万円未満のものもあり、予算内で購入できる店舗もあります。マイナビウェディングの調査では10%の人が20万円未満で購入しているようです。 キャンペーンや特典なども店舗によって異なり、豊富にあります。これらをうまく活用し、少しでも購入しやすい工夫をしながら、最終的には自身の気持ちを大切に予算の範囲内で購入すればよいでしょう。