5回2死、左越えソロの山川（右）をタッチで出迎える小久保監督（撮影・西田忠信）

　◆パーソル　クライマックスシリーズ　パ　ファイナルステージ　第2戦　ソフトバンク7―2日本ハム（17日、みずほペイペイドーム） 　ソフトバンクが11安打7得点で圧倒した。アドバンテージの1勝を含む3勝とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。【#OTTOホークス情報】 ■これぞ小久保チルドレン…そろって駆け出す【写真】 　―初回に近藤健介の2ランで勝ち越した。 　「でも、その前の山川の同点タイムリーが大きかったですよね。（近藤は）その後の初球の逆球の真っすぐを見事に捉えましたけど、1点最初に先制された後にすぐ逆転できたところが大きかったです」 　―山川穂高は期待を超える活躍。 　「そんな失礼なこと言わないでください。期待通りです」 　―モイネロも踏ん張った。 　「初回、2回と点は取られましたけど、ファイターズ打線はどこからでも点を取れる打線なので抑えるのは難しいけど。1回、2回は良くなかったんですが、その後しっかり粘ってくれて。6回でしたかね、（1死）二、三塁をゼロで抑えたところがポイントだったかなと思いますね」 　―王手をかけた。 　「もちろん一気にいきたいですし、明日はカーター（スチュワート）なので、まず先発ピッチャーがゲームをつくることが必須条件だと思うので、カーターに期待したいと思います」 　（ペン囲み） 　―近藤健介はけがをしているとは思えないような。 　「大きかったですね。山川の5回のホームランと、今日はクリーンアップ、4番、5番がしっかりやってくれましたね」 　―1カ月で復帰した。 　「けがの具合からいくと、驚異的な回復じゃないですかね。一番気にしていたのが今後の野球人生に影響があるかないかというところだったので、本人の気持ちはもちろん買いますけど。この1週間ぐらいで急にグッと上がってきたという、走塁の方がですね。打つのは全然打っていたらしいんですけど。もちろん（スタメンで）いってくれると助かるんですけど、野球人生があるので、そこは慎重に、明日も練習が終わるまではスタメンが決まりません」 　―スタメンに入れるのも悩んだ。 　「最後は二人で話しました」 【オススメ記事　小久保監督一問一答完全版】 「リチャードにバッティングばかりまねせんと…」山川が好調の理由を明かす。ダウンズもべた褒め。 ▼小久保監督一問一答は関連リンクから▼