「昨季も言った」開幕7戦2勝、14位に低迷…マンUイレブンにルーニーが喝! テン・ハーフは擁護「素晴らしい監督」
「タフな時期に重要なのは…」
マンチェスター・ユナイテッドのスーパーレジェンド、ウェイン・ルーニー氏が、低迷する古巣に言及した。英紙『Daily Mail』が報じている。 【画像】まさにスタジアムの華!現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! ユナイテッドはテン・ハーフ体制3年目に突入した今季、開幕から思うように勝ち星を積み上げられず。プレミアリーグ7試合を戦い2勝で14位、直近の公式戦5試合未勝利と苦しい状態が続いている。 監督交代も囁かれているが、ルーニー氏は擁護派の立場だ。現在イングランド2部プリマスの監督を務める38歳は、「テン・ハーフは適任か?」と問われると、「それは当然、クラブのオーナーが決めることだ」と答えたうえで、次のように語った。 「エリク・テン・ハーフは素晴らしい監督だと確信している。どこへ行ってもトロフィーを獲得している。それはマンチェスター・ユナイテッドでも同様だ。まあ、彼は困難な時期を過ごしているし、彼自身もそう言うと思う。監督が職を失い、別の監督で再建される例はよくあるから、彼が事態を好転させるよう願っている」 ルーニー氏は一方で、直の後輩にあたる選手たちのパフォーマンスを問題視。こう付け加えた。 「14位の今、クラブの誰もが状況を打開する必要があると分かっているはずだ。テン・ハーフが改善しようと全力を尽くしているのは知っている。選手たちは、昨シーズンも言ったが、今よりももっと上手くやる必要がある。 タフな時期に重要なのは、腰を据えてハードワークし、基本的なことにきちんと取り組むことだ。アストン・ビラ相手に勝点1を拾ったのは良いスピリットを見せたと思うが、ファンはおそらくもう少し見たいはずだ。彼らの奮起を期待している」 リーグカップにFAカップとテン・ハーフ監督就任から2年連続でタイトルを掴んでいるとはいえ、求められるのはプレミアリーグの覇権奪回だ。このままではルーニー氏らを擁した2012-13シーズン以来の優勝は、早々に非現実的なものとなってしまう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部