BALLISTIK BOYZ ロングインタビュー【PART2】新曲『7』&『SAY IT』に込めた思い
今年、デビュー5周年を迎えたBALLISTIK BOYZ 。11月6日、その歴史に日本武道館での単独ライブ成功という大きな足跡を残した。公演前には、日本武道館のステージに立つ覚悟をストレートに歌った新曲『7』(配信中)、そして武道館公演”BBZ EVOLUTION”のテーマソング『SAY IT』(配信中)をリリース。ライブ成功の勢いそのままに、12月4日には次なる新曲『360°』(rhythm zone)をリリースする。ネクストステージのその先へ──さらなる進化を誓う率直な思いを明かしてくれた。(全3回の第2回)
──日本武道館公演の直前に、『7』を配信リリースされました。この曲は、深堀さん、奥田さん、松井さんが制作されたんですよね。 深堀未来「はい。ぼくたちが日本武道館に立つという覚悟を、よりストレートに感じられる力強い曲になりました。曲名も7人組なので『7』とシンプルに決めました!」 ──”セブン“と名乗っている媒体なので、勝手ながらシンパシーを感じる曲名でした(笑い)。 全員「お~!(拍手)」 深堀「日本武道館でライブをやるときに、いまの自分たちにこういうヒップホップの曲がほしいね…という話になったんです」 奥田力也「ライブのオープニングでパフォーマンスする姿を想像しながら作りました」 ──具体的なイメージのもとで制作されていたんですね。 奥田「はい。ぼくはレコーディングのときから、日本武道館に立っている姿をイメージをしながらレコーディングしていました」 深堀「ボーカルメンバーも、ラップっぽいバースやフックを歌う曲になっているんです」 奥田「1人1人にカッコいいポイントがたくさんあるので、メンバーそれぞれの良さが表現できたと思っています」 松井利樹「裏テーマは、BALLISTIK BOYZ の新開拓。こういう曲調をボーカルチームも歌うことによって、また新しい表現の幅が増えたと思うので、良いタイミングでのトライだったと思います」 ──『7』には、“爆走する”というフレーズがありますが、メンバーで一番足が速い人はどなたですか? 日高竜太「(海沼)流星?」 砂田将宏「流星が速そう」 海沼流星「確かに、前に何かの企画で測定したときには1位だった気がするけど…今はどうだろう? 1位でいられるよう、頑張ります(笑い)」 ──“腰抜かす”というフレーズから、もう1問。強そうなイメージがあるメンバーの皆さんですが、実はビビりな人はいますか? 日高「リキ(奥田)とまっさん(砂田)のイメージがあるけど、ジャンルによるかも?」 砂田「おれ、お化けがダメ(笑い)」 奥田「ぼくもお化け屋敷とか無理!」 ──意外な、可愛らしい一面ですね(笑い)。 全員「あはは!」 ──そして、12月4日には『SAY IT』もリリースされます。表題曲「SAY IT」は、どんな曲になりましたか? 海沼「普段はヒップホップ調やビートが重ための楽曲が多い中で、この曲は明るさがあって、ぼくたちにとっては珍しい曲調なんです。いろいろな夢を持った若者や大人たちの背中を押せるような明るい曲になっています。ファンの皆さんはもちろん、ぼくたちのことをあまり知らない方でも、この曲を聞いたときに何かしらの力添えができれば嬉しいですね」 日高「ポジティブな力がある楽曲ですね。“夢を言葉にする力”を表現している曲でもあるな…と思います。ぼくたちも常に目標を発信し続けてきたからこそ、いろいろなミラクルが起きて、いまがあると思っているので。夢を言葉にすることの大切さは、ぼくたち自身が経験していることなので、それをこの曲を通してみなさんに届けられたらいいなと思います」 海沼「ぼくたち自身も、この楽曲と共にこれからも頑張っていきたいですね!」 日高「今後もぼくたちは叶えていきたい夢や目標がもっともっとあるので。この楽曲の通り、いろいろな夢や目標があることを自信をもって皆さんに発信しながら、叶えていきたいと思っています」 加納嘉将「これからも引き続きギアを上げて、さらに大きなステージをファンの皆様に届けられるように…と思っています。個々の表現力も上がってきたと思うので、ライブはもちろん、この先はいろいろなことにマルチに挑戦していきたいです」 深堀「なんか、最後だけ急に、すごく丸い感じの締め言葉だね(笑い)」 加納「…あれ?(笑い)」 ──素敵な言葉でしたけど、マルチのあたりが綺麗にまとまりすぎたのかしら…?(笑い) 海沼「ここはやっぱり、“国民的スターになりたい!”くらいのことを言っておきたいですよね」 加納「はい! それくらい、頑張りたいです‼」 全員「あはは」 ※日高の高は正式にははしごだか ※PART3に続く 撮影/黒石あみ