1年前に珠海で準優勝を飾った西岡良仁が新設大会で好スタート「今年も同じようになるよう願っている」 [杭州オープン/テニス]
1年前に珠海で準優勝を飾った西岡良仁が新設大会で好スタート「今年も同じようになるよう願っている」 [杭州オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「杭州オープン」(ATP250/中国・浙江省杭州/9月18~24日/賞金総額108万1395ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第8シードの西岡良仁(ミキハウス)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)を6-4 6-2で下して好スタートを切った。 ~杭州オープンで初戦を突破した第8シードの西岡良仁選手~ 自分のサービスゲームで一度もピンチに陥ることなくすべてキープした西岡は、手にした3つのブレークポイントをすべてものにして1時間16分で快勝した。 この大会は珠海選手権と入れ替わって新設されたが、西岡は昨年の珠海で準優勝を飾っていた。 「僕たちはともにデビスカップを戦ってからここに来たから、お互いに簡単な状況じゃない。彼(マルテレル)は珠海で、僕は日本でプレーしたから距離的はそれほど遠くではない。でもデビスカップで多くのエネルギーを費やしたから、次の大会に集中するのは大変なんだ」と西岡は試合後のオンコートインタビューで語った。 「でも僕は序盤にかなりいいプレーができた。自分のサービスゲームに集中し、彼のビッグサーブに対してチャンスがあれば突破口が開けると思っていた。素晴らしいスタートを切ることができた。僕は昨年の同じ週に決勝まで勝ち進んだから、今年も同じようになるよう願っている」 西岡は次のラウンドで、前日にザカリー・スバイダ(アメリカ)を5-7 6-3 6-0で破って勝ち上がった元世界ランク3位のマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦する。 そのほかの試合では第6シードのジャン・ジジェン(中国)、ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)、アレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)、リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)、マッティア・ベルッチ(イタリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブ・ユンチャオケテ(中国)、予選勝者のコールマン・ウォン(香港)と内山靖崇(積水化学工業)が2回戦に駒を進めた。 本戦は水曜日から始まっており、初日のシングルスではチリッチ以外に第7シードのファビアン・マロジャン(ハンガリー)とミカエル・ククシュキン(カザフスタン)が勝ち上がっていた。第5シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)はククシュキンに3-6 4-6で敗れ、シードダウン第一号となっていた。
テニスマガジン編集部