「心華」をテーマにした演舞で大賞に輝いた「美勝女隊」＝佐世保市、名切お祭り広場会場

　西日本最大級のよさこいイベント「第２６回ＹＯＳＡＫＯＩさせぼ祭り」（実行委主催）は最終日の２０日、佐世保市宮地町の名切お祭り広場会場（佐世保中央公園）で、祭典の頂点を決めるファイナルステージがあり、佐賀県の「美勝女隊（びしょうじょたい）」が２０１２年以来、２度目の大賞に輝いた。 　ファイナルは１次審査、敗者復活戦などを勝ち進んだ１６チームが登場。美勝女隊は佐賀のダンス教室に所属する５～１８歳の５４人で出場した。「心華」をテーマに、きらびやかで元気いっぱいのステージで観客を魅了。アクロバチックなダンスも注目を集めた。 　メンバーの大江紅（こう）さん（１６）は「最高の気分」と笑顔。指導者の平田百合絵さん（３９）は「みんなが力を合わせた結果。子どもたちの元気な笑顔で世界平和を発信したい」と語った。 　１００人以上の編成で競う「１００バトルステージ」は、福岡県の「宵あさ『オール九州マシマシＳＯＵＬ！』」が制した。祭りは踊り子と観客の総踊りで締めくくり、感動を分かち合った。