韓国「ゴルフレジェンド」パク・セリが涙の記者会見「父の借金、返せばまた別の借金…もう責任取り切れない」
【06月19日 KOREA WAVE】韓国ゴルフ界のレジェンド、パク・セリが18日、ソウル市内で記者会見を開き、父親のパク・ジュンチョル氏を私文書偽造などの疑いで告訴したことについて、「父親の債務をすべて返済したが、これ以上は無理というところまで来てしまった」と述べた。そのうえで「これ以上、どんな債務も責任を負わないと申し上げようとこの場に出てきた」と明らかにした。 パク・セリは「家族だから解決できるところは静かに解決しようと努力したが、債務を一つ解決すれば、また別の債務関係が上がってくる。そうしているうちに今の状況にまで至った」と説明した。 パク・セリ希望財団側のキム・ギョンヒョン弁護士は「セマングム開発庁からセマングムテーマ村国際ゴルフ学校開発事業参加意向書の真偽確認要請が入った」として「要請を受けて偽造書類の存在を初めて知った」と話した。 キム弁護士は「財団は性質上、営利法人になることができず、営利事業をすることができない。パク・ジュンチョル氏は財団とは何の関連もなく、財団でいかなる役割や職責もなく業務も遂行したことがない。財団はパク・ジュンチョル氏の業務を共有したこともなく、今後もその計画はない」と強調した。 パク・セリは告訴と関連して「父親と全くコミュニケーションを取ったり対話を交わしたりしたことがない。この事件があってからは全く対話をしていない」と伝えた。 パク・セリは記者会見中、感情がこみ上げるように涙を見せたりもした。そのうえで「涙が出ないと思った。なぜならとても腹も立つし……」と言葉を続けることができなかった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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