出たっ! ひみ寒ぶり宣言 氷見魚市場 過去2番目の早さ
氷見市の氷見漁協などでつくる判定委員会は20日、富山湾を代表するブランド魚「ひみ寒ぶり」の出荷開始を宣言した。氷見魚市場に運ばれたブリのうち、判定基準となる重さ7㌔以上の723本が認定された。宣言は昨シーズンより約1カ月早く、2012、19年度と並んで過去2番目の早さとなった。 20日は778本の水揚げがあり、氷見、七尾沖の定置網に入った9㌔を中心としたブリが氷見魚市場に運び込まれた。市場には「ひみ寒ぶり」ののぼりが立ち、活気づいた。今週からの冷え込みで南下するブリの魚群が一気に増え、コースも良いことから、判定委は今後も安定的に漁獲が見込めると判断した。今季はブランド力向上を目的に判定基準を従来の6㌔から引き上げた。