3年ぶりの王座奪還に挑みます。 男子ソフトボールの今シーズンの王者を決める日本リーグ決勝トーナメントがいよいよあす開幕、岡山市の平林金属男子ソフトボール部も優勝へ向け準備万端です。 【写真を見る】平金ソフトボール部「3年ぶりの王座奪還へ」日本リーグに向け準備万端【岡山】 大一番に向けて練習に励む平林金属男子ソフトボール部。 （吉村啓監督） 「きょう最終調整しっかりして、決勝トーナメントに向けて仕上げていきましょう」 今年は日本リーグのレギュラーシーズンを3位で終え、上位5チームで争う決勝トーナメントに駒を進めました。また、9月の全日本選手権で7年ぶり5回目の優勝を果たすなど好成績を残していますが、日本リーグに懸ける思いは特別だといいます。 （八角光太郎主将） 「しばらく優勝できていなかったのでやっぱりこのリーグ戦を優勝してシーズンを終わりたいなという気持ちは全員あるので」 昨年の決勝トーナメントは、レギュラーシーズン1位で臨むも、決勝戦で敗れ準優勝。 ■決勝戦で先発した井上選手は「投打の要」に成長 その試合で先発した井上選手は、2年目の今シーズン、投打の要に成長しました。 今年は打線の中軸を担いチームに勢いをもたらします。 （井上裕太郎選手） 「昨年負けちゃったので、今年こそは自分が活躍してチャンスで1本打ってチームに貢献できるように頑張っていきたい」 守りでは近年チームの絶対的エースとして活躍してきた小山投手に加え、今シーズン新加入したルーキー景山投手の2枚看板が試合を組み立てます。 昨年はケガで決勝トーナメントのマウンドに立てなかったエースは、2年越しのリベンジに意気込みます。 （小山玲央投手） 「昨年はランナーコーチしかできなかったし、今年も前半なかなか調子が上がってこなくてチームに迷惑かけてきたので、最後ぐらいはチームの柱になれるように頑張りたいという思いは人一倍強いと思う」 今年こそ平金男子ソフトボール部の真価を発揮し、3年ぶりの日本リーグ王座奪還へ・・・。 （吉村啓監督） 「どのチームのピッチャー陣も調子は上がってきていると思うのでクロスゲーム・タイトなゲームになると思う。ほんとに1点を争う緻密なソフトボールをしながら勝っていきたい」 （八角光太郎主将） 「3年前優勝したんですけど挑戦者として新しい平金として優勝したい」 日本リーグ決勝トーナメントは埼玉県のフラワースタジアムであす開幕します。