作戦の縮小必要と米長官 戦闘再休止はハマス次第
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は20日、国務省で記者会見し、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマス掃討作戦を続けるイスラエル軍に対し、民間人保護の重要性を改めて訴え、小規模作戦に移行する必要があると述べた。戦闘再休止が実現するかはハマス次第だと語った。 ブリンケン氏は「ハマスの脅威除去と、市民の犠牲を最小限に抑えることのどちらかを選ぶ必要はない。イスラエルは両方やる義務がある」と強調した。 イスラエルと米国に批判が高まっていることを意識し「ハマスに武器を捨て、降伏するよう求める声は聞かれない。被害者にだけ要求があるのはどういうことか」と述べた。