ヤクルト・長岡秀樹、来季へ「全部」成長したい「理想像へ取り組む」
ヤクルト・長岡秀樹内野手（23）が16日、神宮外苑で行われた秋季練習2日目に臨み、屋内でのフリー打撃やノックで汗を流した。5年目の今季に自身初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得した23歳は今オフの計画として「明確にこうなりたいという理想像がある。それに向けて取り組めれば」と思い描いた。 【写真】お立ち台でつば九郎とポーズを決めるヤクルト・長岡秀樹 今季は遊撃のレギュラーとして初めて全143試合に先発出場。163安打を放ち、阪神・近本、広島・秋山らを抑えて戴冠した。打率・288、58打点もキャリアハイだが、満足した様子はない。「今年、足りなかったと思うところが何個かあるので、できるように。一つはスイングスピードを上げたい」とさらなる飛躍を宣言した。 この日は日本テレビ系のクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージの第1戦にゲスト出演。KAT－TUNの亀梨和也がMCを務める副音声に登場し、来季に向け「この時期まで野球をやっていたい」などと力を込めた。成長したい点は「全部」と語る若武者が、逆襲を期すチームのキーマンになる。（武田千怜）
