株の醍醐味は「有名企業・大企業」に投資することだけにあらず…個人投資家こそ有効活用すべき“目立たない小型株”の意外なメリット
個人投資家ならば自由に売買できる
目立たない小型株への投資のもう1つのメリットは、「機関投資家や多額の運用をする個人投資家は手を出しづらい」という点です。 彼らが目立たない小型株に投資をしても、運用金額全体からすれば小さな金額になるので、投資をする旨味がありません。そもそも、買いたい分だけ売られていないため、投資自体が困難となります。 また、仮に買えたとしても、同様の理由から、売るのも難しくなります。よって、機関投資家や多額の運用をする個人投資家にとって、目立たない小型株は投資対象になりにくいのです。 一方、運用金額がそう大きくはない普通の個人投資家は、そういった銘柄であっても自由に売買ができます。機関投資家や多額の運用をする個人投資家が投資対象から外す銘柄を投資対象とできるのですから、利益を得るチャンスもその分大きくなるということです。 これは、投資成績を向上させるためには非常に有利な点だといえそうです。普通の個人投資家こそ、このような目立たない小型株への投資を、有効活用するとよいのではないでしょうか。
普通の個人投資家こそ、目立たない小型株への投資を検討しよう
目立たない小型株には、実は安定優良企業が少なくありません。ゆえに、投資対象としては非常に魅力的です。また、目立たない小型株への投資には、「値動き幅が小さくて安心して保有できる」というメリットもあります。 そして、目立たない小型株への投資のもう1つのメリットは、「機関投資家や多額の運用をする個人投資家は手を出しづらい」という点です。一方、運用金額がそう大きくはない普通の個人投資家は、こういった銘柄であっても自由に売買ができます。 川合 一啓 株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO